
格安SIMにもかけ放題プランがあるみたいだけど…。
どの格安SIMがおすすめなのかな?通話品質も気になる…。ぶっちゃけ、てっとり早く月々の合計金額も安くておすすめ格安SIMを知りたい!
こんにちは!Rickです。
格安SIMの乗り換えて3年目の僕が格安SIMのかけ放題プランを解説していきます。ちなみに僕が使っているのはmineo(マイネオ)です。
大手キャリア(ドコモ・au・Softbank)はかけ放題プランが充実しているため、電話をかけるのが多い人は格安SIMへの乗り換えはしないほうが良かったのですが、2019年に入り格安SIMの各社がかけ放題プランを打ち出してきたことによって、格安SIMへの乗り換えのハードルがぐっと下がった印象です。
各社格安SIMのかけ放題プランとあわせて、月々の支払合計金額も出してみたので、良ければ参考にしてください。ステマなしでガチ比較です。
✔本記事の内容 忙しい方はコチラだけでもどうぞ
~比較した上でのおすすめランキングBEST3~
注意!格安SIMのかけ放題とは完全かけ放題ではない
大手キャリア(ドコモ・au・Softbank)のかけ放題のプランは完全かけ放題と言われるプランです。完全かけ放題とは、月額2,700円程を支払う代わりに何回でも何分かけても2,700円以上かからないことを指します。
一方で、格安SIMのかけ放題プランは完全かけ放題でないプランとなります。部分的なかけ放題である5分間かけ放題や10分間かけ放題などです。
どんなプランかと言うと、例えば10分間かけ放題プランの場合、10分間以内の通話なら月に500回かけても、1000回かけても通話料はかけ放題のプランの金額で抑えらることを指します。
ただし、1回の電話で10分以上をかけてしまうと20円/30秒かかってきます。
これは長電話が多い人には言うまでもなく向いていないですね。とはいえ、いまではLINEなどで無料通話できるアプリが増えているので、本当に長電話が必要な人以外は格安SIMに乗り換えることで幸せになれます。
※ナビダイヤルや国際電話はかけ放題の対象外です。
格安SIMのかけ放題一覧
基本的に格安SIMではかけ放題はオプション設定になります。
「基本料金+かけ放題オプション=月々の合計支払額」となっています。
まずは、主要な格安SIMのかけ放題プランとオプションにかかる金額をみていきましょう。
10分間かけ放題がある格安SIM一覧
格安SIM | 月額料金 |
---|---|
nuroモバイル | 800 円 |
IIJmio | 830 円 |
NifMo | 830 円 |
BIGLOBEモバイル | 830 円 |
mineo | 850 円 |
OCNモバイルONE | 850 円 |
DMM mobile | 850 円 |
イオンモバイル | 850 円 |
楽天モバイル | 850 円 |
LINEモバイル | 880 円 |
安い順に並べています。
※ほとんどの格安SIMが10分間のかけ放題を設定しています。3分間のかけ放題もあり、IIJmioは3分間で600円、U-mobileは3分間で500円という設定です。
基本料金+かけ放題(10分間)で最安を出してみた
次に、基本使用料(ここでは約3GBの料金とします。)とかけ放題オプションをしたときの月の合計料金をみていきます。
格安SIM | 回線 | 2GB | 3GB | 4GB | 10分間 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
nuroモバイル | ドコモ | ¥1,400 | ¥800 | ¥2,200 | ||
DMM モバイル | ドコモ | ¥1,500 | ¥850 | ¥2,350 | ||
mineo | au | ¥1,510 | ¥850 | ¥2,360 | ||
IIJmio | ドコモ・au | ¥1,600 | ¥830 | ¥2,430 | ||
NifMo | ドコモ | ¥1,600 | ¥830 | ¥2,430 | ||
イオンモバイル | ドコモ・au | ¥1,580 | ¥850 | ¥2,430 | ||
BIGLOBEモバイル | ドコモ・au | ¥1,600 | ¥830 | ¥2,430 | ||
mineo | ドコモ | ¥1,600 | ¥850 | ¥2,450 | ||
楽天モバイル | ドコモ・au | ¥1,600 | ¥850 | ¥2,450 | ||
nuroモバイル | Softbank | ¥1,680 | ¥800 | ¥2,480 | ||
LINEモバイル | ドコモ・Softbank | ¥1,690 | ¥880 | ¥2,570 | ||
OCNモバイルONE | ドコモ | ¥1,800 | ¥850 | ¥2,650 | ||
mineo | Softbank | ¥1,950 | ¥850 | ¥2,800 |
こちらも合計安い順に並べてみました。
最安はやや玄人向けのnuroモバイルとなっています。次いでDMMモバイル、10円差でmineoが2,360円です。総合的に考えると、やはりmineoは優秀さが目立ちます。ただ、Softbank回線のmineoに関しては設定金額高すぎワロタ状態です。
安心感を考慮するなら、mineo、IIJmio、BIGLOBEモバイル、OCNモバイルONEあたりでしょうか。
安さのダークホースはイオンモバイルですね、唯一月に4GB使えて、価格が秀逸です。イオンモバイルだせーとか思わないなら選択の価値アリです。(僕は家族でイオンへ乗り換えるか検討中です。)
かけ放題のオプションをつけると損をする人
そもそもですが、通話が月に20分以下の人はかけ放題のオプションはつけない方が絶対に良いです。
1分で40円かかるので、20分×40円=800円という計算になります。どこの格安SIMもかけ放題プランは800円前後です。
大手キャリアから乗り換えるときは月に何分電話をかけるかを目安に、かけ放題のオプションに入るかを検討すればOKです。
各大手キャリアのマイページで確認しましょう。見方は通話詳細にあります。わからなければ店舗で確認してもらうとすぐにわかります。
一応下記に各マイページサイトのリンクを載せておきます。
目安は、月に30分以上電話をかけている方はかけ放題プランをオプションで追加したほうがいいと思います。
格安SIMのかけ放題は電話をかけるのにひと手間かかる
大手キャリア(ドコモ・au・Softbank)より安い!!ばかりに目がいきがですが、もちろんデメリットもあります。
ドコモ・au・Softbankではかけ放題の場合、何も気にせずケータイで電話をかけますが、格安SIMでは格安SIM会社が提供しているアプリをダウンロードしてそのアプリを起動してそこから電話をかける必要があります。
つまり、電話をかけるのにアプリを起動するひと手間を加えることになります。
そこまでデメリットでないかもしれませんが、面倒くさいという方もいらっしゃると思うので、あえて書きました。
一応説明しておくと、これは格安SIMが通常の電話回線を使用しているのではなく、プレフィックスというものを利用しているからです。
プレフィックスの理解なんて必要ないでの詳細は省きますが、簡単に言うと、電話をかける際に価格の安い通信業者を経由して電話をかける感じです。
※もちろんですがプレフィックスでも問題なく使えますよ。
番外:IP電話はおすすめしない
データ通信の回線を使用したIP電話を使っている格安SIMがありますが、正直おすすめはしません。
IP電話はデータ通信を使用した回線なので、電波が悪いところでは通話が途切れたり、音声が遅れて聞こえたりとストレスがハンパないです。(安さだけに注目してはいけない。。)
さらにはIP電話では110・119などのダイヤルもかけることができません。
なので、イオンモバイルのかけ放題プラン(IP電話のプラン)はここには書いていません。
比較した上でのおすすめランキングBEST3
以上を比較検討した上で、僕なりのおすすめ3選を考えました。
サポート体制、口コミ(異常に悪い口コミはNG)、乗り換えやすさ、通信速度、そして、「基本使用料(3GBコース)+かけ放題」の合計金額の安さを合わせてのランキングになります。
✔おすすめ3選
- mineo(マイネオ) 2,360円
- IIJmio(みおふぉん)
2,430円
- BIGLOBEモバイル
2,430円
上記3選のおすすめの理由
- ドコモ・au回線が選べる
- 親会社がしっかりしている
- 一定の顧客数を獲得している
こんな感じでランキング付けしました。
mineoは優秀だなぁと思います。初心者にもやさしい格安SIMとしてもどこの比較サイトでも上位のランキングに入っているので選んで間違いはないと思います。
ただ、mineoのソフトバンク回線は選ばない方がよさげですね。2800円かかるなら、他の格安SIMにした方がいいです。
以上、格安SIMのかけ放題の比較でした。大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)よりはやっぱり安いので、賢く乗り換えして良い格安SIMライフを!