【50万削減】固定費の節約は4つだけすればいい【FP相談もいらん】

固定費の節約 節約術

家計簿の固定費の節約についてまとめました。

固定費の節約or削減はかなり効果があり、数年単位で計算すると50万円~は節約できます。

これは大げさに言ってるワケじゃなくてちゃんと理由もあるし、実体験の話なので再現性はかなり高いと思います。初心者の方にもなるべくわかりやすく書いたつもりです。

めっちゃ長文ですがかなりの節約が見込めますので、ご参考になれば嬉しい限りです。

固定費の節約のために種類を知る

そもそも家計の中の固定費とは月(もしくは年単位)に決まって出ていくお金のことです。

以下は代表的な固定費です。

固定費一覧
住居費 住宅ローン
家賃
水道光熱費 水道代
電気代
ガス代
保険料 生命保険
医療保険
学資保険
個人年金
自動車 車のローン
駐車場代
車検代
自動車税
自動車保険
ガソリン代
通信費 WiFi料金
携帯代

 

ざっとこんなもんでしょうか。おそらくほとんどの方が固定費で上記を毎月支払っています。

「こんなもんってめっちゃあるやん…」って思われても仕方ありませんが、裏を返せばこれだけ節約できる項目があるということです!ポジティブシンキング!

では、次から実践的に個別項目をみていきましょう。

固定費の節約はおおまかに4つ

固定費の節約は大別すると4つにわかれます。

  • 通信費
  • 保険料
  • 自動車
  • 住居費

この4つの固定費を節約することによって家計が劇的にかわります。もう一回言います。家計が劇的に変わります。

難易度的に一番易しいのが通信費なので、手始めに通信費の節約から着目します。

通信費の節約は格安SIMに乗り換えろ

大手キャリアと呼ばれるドコモ、au、ソフトバンクの3社は通信費が高いです。なぜ高いかはここでは割愛しますが、とにかく高いんです。

僕自身は格安SIMに乗り換えて6年間で50万円ほど節約できています。

通信費が高いからサービスが良いというわけではないので、とにかく早く格安SIMへ乗り換えることによって大きな節約が見込めます。

格安SIM会社はUQmobile一択でいいと思います、auの子会社ですし、色々なサイトが速度調査で大手キャリアと変わりない通信速度が出ていることが証明されています。

ちなみにUQmobileは格安SIMで唯一災害時のパケット通信料が無制限で至れり尽くせりです。

生命保険は掛け捨ての死亡保険以外いらない

日本人の8割が加入していると言われるほど、日本は生命保険大国ですが、本当に不要な保険が数多くあります。

気持ちがわからなくもないけど、付き合いで加入している保険はやめた方が無難です。

独身の場合は医療保険は必要ないです。家族がいる場合のみ掛け捨ての死亡保険は入ればいいと思います。

ちなみに僕は社会人になってから生命保険を勉強して、両親が僕にかけていた医療保険を全部はずしてます(笑)

そもそも保険というのは万が一の場合に備えるものです。その万が一というのが大きな金額の場合に保険はとっても有効なものです。

車はとにかくお金がかかるやっかいな浪費

次に固定費の節約として見直しやすいのは車です。

これがめちゃくちゃやっかいな固定費です。何がやっかいかと言うと、車が好きな人はここを削ることが難しいですからね…ローンも組んじゃったりします。

車が好きな人は残念ですが、お金は貯まりにくいと言わざるえないでしょう。

お金持ちで車が趣味!というなら特に問題ないですが(ZOZOの前澤社長とか)、これから資産を増やしたい!と思っている方は、車は完全にぜいたく品なので考え直した方がいいです。

前置きはこれぐらいにして実際の車で節約できる固定費をみていきます。

  • 自動車保険を乗り換える
  • 車検代を浮かす
  • ローンを返済する
  • いっそ車を持たない

上記4つが車に関する固定費の節約です。1つずつ見ていきます。

自動車保険を安くする

対面型(店舗販売)からダイレクト型(ネット申込み)の自動車保険に変更するだけで平均で約2〜3万円も節約できます。

例えばテレビCMで有名なソニー損保はダイレクト型の自動車保険です。保険料の見積りが個人情報入力なしで出来るので比較しやすくめっちゃ便利です。

他にもダイレクト型の自動車保険をいくつか一括見積りできるサイトがあるので、さらに安い自動車保険を比較できます。

ちなみに見積り&問い合わせは全部無料です。納得いくまで比較できます。

車検代を安くする

ちなみにですが、車検の高い安いは検査料の差になります。自賠責などに関してはどこで車検を受けても変わらないので検査料の安いところで車検を受けるのが節約になります。

金額の高い順に並べてみると以下のようになります。

  • ディーラー車検:一番高額
  • 大手車検工場:そこそこ高い
  • 個人車検工場:普通ぐらい
  • ガソリンスタンド:最安
  • ネットで探して申込:最安

もちろんディーラーが一番安心ですが、やはりブランド料が多少はあります。

ローンを早く返す

ローンは基本的にお金を借りている状態、いわば借金をしていることになります。

できればローンを組んでまで車に乗るのはダメです。だって利子分のお金が無駄すぎるから。

もう組んでいる人は仕方ないので、早く返してしまいましょう。それか手放して安い中古車に買い替えるのも一つの手です(田舎だと車は必須ですので)。とにかくローンはやめたほうが無難です。

いっそ車を手放してみてはどうか

都会の方限定ですが、車はレンタカーかタクシーで移動にしてもほとんどまかなえます。

都会は交通の便が非常に発達しているため可能です。特に最近ではカーシェアリングと言ったかなり使い勝手の良いサービスもあるので、車を所有しないことも考えてはどうでしょうか。

資産を増やしている段階では車を手放すのが個人的には理想かと思います。

住居費の場合は持家と賃貸で異なる

住居費は人生において最大の支出となりうる固定費です。

特に新築マイホームの住宅ローンは家計を圧迫する負債とまで言われています。資産じゃなくて負債ですよ。

同じお金を払うなら賃貸にお金を払うより持家に払って資産にした方がいいと住宅メーカーさんや不動産屋さんは言いますが、これはウソです。

日本では例外なく土地・建物の価値が下がっているので、新築を買った時点で負債を抱えることになります。

よっぽど立地の良い土地・建物なら値上がりして資産になりえますが、よっぽど良い立地の方がかなりの少数なのでもれなく負債を抱えることになります。

では、住居費に関わる固定費の節約を見ていきます。

すでに住宅ローンを組んでしまっている

新築ですでに住宅ローンを組んでいる場合は、とにかく早く返しましょう。

変な投資をするより繰り上げ返済をした方が、利子分が早く消えるのでかなりの節約になります。(あくまで変な投資をする場合です)

ただ、2020年5月時点では住宅ローンはかなり低金利なので、投資に回したほうが効率的だという考えもあります。

そこで、住宅ローンの借り換えも検討してみて下さい。

住宅ローンの借り換えも自動車保険同様に無料で見積もりを出してくれるサイトがあるので、使わない手はないです。

賃貸の場合は家賃交渉してみる

すでに賃貸していて住み始めて何年か経っている方はですが、実は家賃が入居した当時より安い場合があります。

例えば、2015年に入居時に家賃8万円だったのが、2020年に同じハイツの広告が出ていて家賃が6万円になっている!!ということがよくあります。

これは築年数に関係していて、誰でも新しい賃貸に住みたいですよね。つまり築年数が古くなるほど家賃を下げないと入居者が入らないことになります。

ということは交渉で家賃が下がる可能性があるということです。結構、家賃交渉している人多いですよ。

固定費の節約まとめ

固定費の節約は一度してしまうと生きている限り一生涯続く自動的な効率の良い節約です。

結構な労力はかかりますが、それに見合うだけの節約が見込めます。

日々の食費などをケチって隣町の安いスーパーまで買いに行くような「頑張らなきゃ・・・」というような無理をする節約ではないので精神的にも負荷が少ないです。

良い機会なので、ひとつずつ固定費を見直してみましょう!!