格安SIMはデメリットが多い?みんなが乗換えない理由を考えてみた。

格安SIM

日々サラリーマンしつつブログを書いています。

 

格安SIMへ乗り換えて約3年が過ぎました。つくづく大手キャリアから格安SIMへ乗り換えて良かったと感じています。

 

一番の理由は、この3年で携帯代を夫婦で約40万円節約できているからです。控えめに言っても最高です。

 

けれど、親類や知人、職場などで「格安SIMめっちゃいいですよ。ゼヒ乗り換えて!」と言っても10人に1人ぐらいしか教えてと言われません。

 

そろそろ認知されてきているはずなのになぜでしょう?

 

確かに、4~5年前までは格安SIMはあまり知られていませんでした。

 

けれど、2019年現在ではCMが流れているし、ネットでも格安SIMの比較サイトが乱立しています。

 

それなのになぜか、乗り換える方は少数派です。

 

そこで今回は自分なりに「なぜ格安SIMへ乗り換えないのか?」を考えてみたいと思います。

 

格安SIMのデメリットを考える

代表的なデメリットは以下の通りです。

  • キャリアメールが使えなくなる
  • 大手キャリアに比べて通信速度が遅い
  • 電話を多くかける場合、割高となる
  • 契約までのプロセスがめんどくさい
  • 災害時に不安

 

あとはこまごましたデメリットもありますが、乗り換えに関してネックとなるのはやはり代表的なデメリットです。

 

これらのデメリットを気にしなければ乗り換える価値はおおいにあると思います。なんせ万単位で節約できるものってそうそうないですよ。

 

僕は格安SIM推進派なので、代表的なデメリットはとらえ方によっては気にならないかと考えます。

  • キャリアメールが使えなくなる ⇒GmailやYahoo!メールなどのフリーアドレスで統一する
  • 大手キャリアに比べて通信速度が遅い ⇒数値的には確かに劣っているが、スマホ使用には実際問題ない(僕や友人の経験談)
  • 電話を多くかける場合、割高となる ⇒最近、格安SIMでも定額のプランがあるのでそれを利用
  • 契約までのプロセスがめんどくさい ⇒店舗型の格安SIMも多いので店員さんにサクッとしてもらう
  • 災害時に不安 ⇒大手キャリアのサブブランドならOK。UQmobileなど

 

このようにデメリットと言っても致命的なデメリットはほぼありません。あくまで僕は3年間で格安SIMを不自由に感じたことはないです。

 

それでも格安SIMへ乗り換えない理由を考える

新しい環境は誰でも不安になります。それは格安SIMに関しても一緒かなと思います。

 

  • 大手キャリアより手続きがめんどうそう
  • 通信が安定しない、速度が遅いって聞くけど
  • そもそも格安SIMの仕組みを知らない
  • 家族みんなが大手キャリアなので
  • 結局、みんな同じが安心

 

というような集団心理と言われる状態ですね。

 

大手キャリアはクソだ!!と言い切ってるわけではなく格安SIMは大手キャリアと比較すると料金面に関して大きなアドバンテージがあると伝えたいのです。

 

大手キャリアと格安SIMのシェア率

 

これは総務省のHP「平成30年版 情報通信白書」から引用したものです。

直近の携帯会社の契約シェア率はドコモが約38%、KDDI(au)が約27%、ソフトウェアが約23%、その他MVMO(格安SIM)が約12%となっています。

 

スマホだけの契約ではないので、一概には言えませんが、約90%の方が大手キャリアを利用されています。

 

シェア率90%ってすごいですよね。職場に100人いれば、90人は大手キャリアを利用しているということです。

 

つまり、大手キャリアは携帯市場を独占しているととらえても良いでしょう。

 

そして独占しているということは価格も大手キャリアの自由に設定できるということ、だからこそ総務省による指導が入ったワケですが…。

 

この統計は2018年の最新のものなので、まだまだ格安SIMの普及率が低いことも同時にみてとれます。

 

格安SIMへ乗り換えるべき理由

一番の理由は数万単位で携帯代を節約できることです。大手キャリアと比べて圧倒的に安いです。

 

税金や保険制度もそうですが、受け身だと搾取される側になります。

 

公的制度に限ったことでなく、携帯代もそうです。知らないというだけで損していることが多くあります。

 

実際に自分自身が格安SIMに乗り換えることで、スペックの割りにiPhone端末がいかに高額か、ということがわかりました。

 

大手キャリアだとiPhone端末代は割引され、さらに月額支払いなので高額というイメージはないと思います。

 

けれど、iPhone SIMフリー端末は2世代前のiPhone7でさえ約5万円もします。Android端末なら5万円もあればミドル~ハイエンドモデルが購入できます。

 

もちろんiPhoneはデザインやマーケティングを含め素晴らしい端末ですが、割高という事実は否めません。

 

結論:デメリットもあるが乗り換えない理由はない

あくまでも僕に限った話ですが、格安SIMへ乗り換えない理由はないと思います。

 

僕がスマホですることと言えば

  • ネットサーフィン
  • SNS(Twitterなど)
  • YouTubeを見る
  • 株価のチェックや売買
  • LINEでの連絡
  • たまに電話をかける
  • 写真や動画を撮る
  • メールチェック

ぐらいです。

 

これが大手キャリアの3GBのプランなら平均で7,000円程度の金額になります。家族割などを適用して割引をすればもう少し安くなるかもしれません。

 

けれども、格安SIMだと、3GBのプランなら大体1,500~2,000円くらいで契約できます。割引どころではなく価格差5,000円以上です。

 

これを1年にすると最低でも約6万円の節約になります。6万あると、欲しかったモノを買ったり趣味にも使えたりします。

 

上記の計算でいくと、夫婦なら年間で約10万円以上、子どもが二人の場合は約25万円以上も節約できます。

 

食費などこまごましたもをケチるより通信代をざくっと節約する方がはるかに合理的です。

 

まとめ:みんなスマホですることなんでだいたい同じ

ここで良く考えてもらいたいのですが、みんなスマホですることなんて同じではないでしょうか。

 

スマホですることなんて(特に中高生)

  • ネットサーフィン
  • SNS(Twitter、インスタなど)
  • YouTubeを見る
  • LINEでの連絡
  • 写真や動画を撮る

ぐらいしかないでしょう。

 

それなのに価格差5,000円もある大手キャリアは使い続ける意味はないかと。

 

ここまで書きましたが、やる人はやりますが、やらない人はやらないという事実。どちらが正しいかは正直わかりませんが、賢く節約して楽しいスマホライフを~(^^)/