こんにちは!Rickです。
財布を購入したので、雑感等をレビューさせていただきます。手前味噌ですが、ものすんごく良い財布です。
それではどうぞ。
WILDSWANS(ワイルドスワンズ)とは
日本を代表する皮革製品の製造、販売を主としているブランドです。
東京 銀座と京都に直営店の「c.o.u」があります。その他には、全国の百貨店、セレクトショップに卸しており、オフィシャルサイトにて地域検索でお近くのショップを探すことができます。
これが購入したPALM。シックな箱に入っています。
購入するまでの経緯
今まで、m+(エムピウ)のストラッチョというゴート革の小さな財布を使用していました。ストラッチョはとても便利がよく、小さく機能的なモノが好きな私にはぴったりの財布でした。
しかし、見栄えは高級感がなく(主観です)、小さなカードケースのような印象を持たれます。
そこで、誕生日が近かったためと無理やりこじつけて、財布を探しました。つまり、新しい財布が欲しかったのです。(笑)
そして、直営店まで赴き購入に至り、店員さんに革のことや財布の種類、つくりを丁寧に教えていただきました。私は実物を見て買いたい派なので、とても満足しています。
プエブロという革を使った限定品のPALMや、コードバン、フルグレインなどの革を使ったモデルも紹介いただき心が揺れましたが、まずは定番のサドルプルアップの革に決めました。
使用されている革について
サドルプルアップという牛革が使用されています。こんな感じの革です。
引用:WILD SWANS
生産国はベルギーで、マシュア社(Tannery Masure)という会社の革になります。
この皮革の特徴は堅牢度、耐久性に非常に優れており、通常の皮革よりもオイルを多く含んでいるため、柔軟性にも富んでいるとのことです。
部位は牛革の中でも平均的に厚めの成牛の肩部分を使用されています。
また、肩部分は良く動き、牛同士がぶつかる部分でもあるため、傷が少ない革は貴重であり高価な部類の革です。
PALM(パーム)の外観
かわいいフォルムなのに、重厚な革を使用して作られているため、独特の雰囲気を醸し出しています。シンプルですが、野暮ったくなく、とても上品な小さめの財布です。
かっちりとした造りなのも好みです。
革の財布といえば外観は革ですが、内装に関しては、単価を下げるため、または財布自体を軽くするためにナイロン等が使用されています。
しかし、WILDSWANSの財布では内装もすべて革張りとなっています。ブランドのこだわりがうかがい知れる部分です。
小さい財布ですが、とても小さい財布ではありません。
PALMを購入するまで使用していたm+(エムピウ)のストラッチョという財布の方が少し小さいです。
厚さはこんな感じ。
横から見ると厚さは圧倒的に前財布の方が明らかに薄いです。
手で持って比較してみました。
小さい財布で有名なアブラサスの財布や、カルトラーレのハンモックウォレットなどと比較しても一回り程大きくなります。
本当に小さくて使い勝手の良い財布はあると思いますが、総革張りなどのWILDSWANSならではの魅力もあります。
あえてのデメリット
PALMはとてもいい財布です。しかし、デメリットもあります。
ここに書くデメリットは、使用してのデメリットではなく、購入前に確認しておくべきデメリットです。
・左利きの人には向かない。
これは、WILDSWANSの公式ブログでも書かれていますが、PALMは設計上、左利きの方には不便な財布になります。
なぜなら、財布を開けお札を取り出す際に、お札取り出し口が右にあるからです。
・革が固い
とても丈夫です、それゆえ革の厚みがあり、主観的に「固い!」と感じます。初めて財布を開くとき ミシミシっ という財布ではありえない音がしました(笑)
使い始めは固く、不便に感じるかもしれません。というか正直不便です。
まとめと雑感
値段は24,300円。
一般的な小さめの財布と比べると高価です。これに関しては好みの問題もあり、一概には言えません。
財布に興味がない人からすれば高すぎると思うかもしれません。ハイブランドが好きな人からすれば安く感じ、地味だなと思うかもしれません。
どの財布がダメで、どの財布が良いと言うつもりはありません。
好みは、三者三様で私はWILDSWANSのPALMに魅力を感じました。
革の財布に興味があり、また、WILDSWANSの財布の購入を検討しているという方の一助になれば幸いです。
長財布も欲しいですが10年使ったら考えます。長いですね~。
これからのエイジング(経年変化)について
今回はレビューのみですが、これから革の変化、財布のフォルムの変化を記録していきます。
WILDSWANSの財布はエイジングをレビューされているブログ等が多いので、購入の参考になると思います。