家計簿の記録がようやく5年を突破しました。我ながら、飽き性なのに続いています。
こんな飽き性な私でも続いている家計簿ですが、つけ始めは何度も挫折していました。
理由は家計簿の付け方っていろいろとありすぎて決めることができないからです。調べていたら止まらなくなるんです…。
この記事はそんなことに時間を割いているより、早く家計簿をつけ始めたほうがいいですよって話です。(過去の自分に忠告してあげたい)
そこで、今回は手書き家計簿のメリット・デメリットを経験を交えて書いていきます。
2分くらいで読めるのでさくっと理解していきましょう。
手書き家計簿の種類
まずは、手書き家計簿の種類ですが、二つあります。
- 一つは「市販のノート家計簿」
- 二つは「自作のノート家計簿」
になります。
どちらも手書きには変わりないのですが、市販と自作では作りが異なるため、おのずと違いがでてきます。
これをふまえて、手書き家計簿のメリット・デメリットをみていきましょう。
手書き家計簿全般に言えるメリット
いきなり結論なんですが、
- 抽象的に言えば:お金を使っている実感が湧く
- 具体的に言えば:家計の流れを理解できる
の二つになります。
それでは詳しくみていきましょう。
お金を使っている実感が湧く
手書き家計簿を書いていくと
- 今月、食費けっこう使ってるね…。
- クレカの引き落としがやばい…。
- 意外に電気代は節約できてるな~♪
みたいな感じで、実感が湧きやすいです。
実際に、クレカの引き落としは無計画に散財してしまい記入する際に手が震えたことがあります(笑)
いやいや、パソコンとかケータイのアプリで記録しても実感なんて一緒でしょ?と思われるでしょうか。
確かに、家計簿をつける作業という点では一緒です。
しかし、実際に手を動かしてペンを走らせることにより脳が活性化するというオマケ付きなんです。
脳科学の分野では文字を書くことで「ボケ防止」、「集中力の強化」、「精神を安定させる」などの効果があると実証されているようです。
家計の流れを理解できる
これは非常に大事なメリットです。
先に書いた抽象的なメリットも大事なんですが、こちらのメリットはそれを大きく上回る大事さです。
家計簿は支出と収入を記録し、「何にいくら使ったのか」を具体的に把握するツールですよね?
感覚的に家計簿を付けている方はいないと思います。
つまり、手書きで家計簿をつけることによって収入以上にお金を使わないという金銭感覚が養われるということです。
もしも…
- お金が貯まらない
- 月末はいつもカツカツ
- 急な出費で困ることが多い
このような、項目に一つでも当てはまる方は、正直に言うと生活の質と収入がマッチしていないと考えられます。
デメリット
これは市販のノート家計簿に大きく言えることですが、拡張性がないです。
例えば「もっと細かく記録したい」と思っても、カスタマイズできないです。
その点、自作のノートは線を引いて自分自身で作って記録していく形式なので、ある程度カスタマイズができます。
その他には、メリットと反することで、書くという行為が面倒になるということです。
パソコンやスマホに慣れている方は、手書きには魅力は感じないと思います。
まとめ
こうしてみると、デメリットは少なく、付け始めるなら手書きから始めるといいと思います。
ちなみに私も初めは手書きでつけていました。
メリットやデメリットも書ききれない部分があったのでもう一度まとめておくとこのようになります。
メリット
◦家計の流れを理解できる
◦達成感がある
◦手軽に始めることができる
◦初心者にはおすすめ
デメリット
◦書くのが面倒になると辞めてしまう
改めて見ても、デメリットは少ないように思います。
さらに言えば、家計簿初心者の方は、市販のノート家計簿がおすすめです。
なぜなら、
- 手軽に始めることができ
- 値段も安く
- 練習がてら今日からでも記録できる
からです。
いくら付け方に迷っていても、始まりません。これは2年前の私に向けたメッセージでもあります(笑)
「とりあえず、始める」には市販のノート家計簿が最適ではないでしょうか。