私事で恐縮なんですが、烈火のごとく大きな怒りに支配されることがあります。
それは自分ではどうしようもできなくて、大きく燃え上がっては灰になるまで待つしかありませんでした。
ただ、怒りが身体を支配した後ってすごく気分が憂鬱になります。
これを続けると身体にとてもよくないと思い、怒りに支配されると何が悪いのか、わかっているようでわかっていなかったので、改めて考えることにしました。
「どういう状況」で怒りが生まれるのか
みなさんはどんな時に怒りますか?
私はだいたいこんな感じです。
- 自分をバカにされたとき
- 忙しいとき
- 体力的にきついとき
- 思うようにいかないとき
んー要はプライドが高いんだね。って話だと思います、恥ずかしながら。
もっと客観的に分析するなら、思っている逆のことが起こるたびに怒りは生まれるようです。
「どの場所」で怒ることが多いか
私の場合、これは間違いなく職場です。
職場での怒りが体感で9割を超えていると思います。なぜなら、それだけ多くの時間を職場で過ごしているからだと理解しています。
つまり、職場での怒りをコントロールすることによってストレスは抑制されるということです。
サラリーマンにとって人生の1/3以上過ごす職場で快適に過ごすことこそが、ある程度の精神の自由を手に入れることができると思っています。
- なんで他の部署は有給とりまくってんのにうちは取れねーんだよ
- イライラ上司に伺いたてるのすっごいストレス
- 金があれば辞めるのに…(現実逃避)
など、働いているとストレスが当たり前のように襲いかかってきます。
ゆえに、ストレスを上手にコントロールすることが怒りを鎮火させることに繋がると考えるわけです。
ここまでで、どんな状況で、どこで怒りが生まれてくるか?ということは理解できました。
では、次は対処方法を考えていきたいと思います。
「怒り」をバネに飛躍するのは難しい
怒りをバネに仕事をバリバリこなす!モチベーションを上げるのに利用すべし!という方法もあるみたいですが、これは効率が悪いと思います。
なぜか?それは、怒りが身体を支配しているときはほぼ冷静な判断ができないからです。
これは自分自身で体験済みでして、怒っていると感情に支配されてしまって、あとから考えるとすごく情けなくなることが多いです。
怒っていることにエネルギーを費やしているので、仕事もはどらないです。
もちろん、この競争社会において負けん気の強いコンチクショー精神なるものは大事だと思います。なんでもハイハイ言ってると、危ないのもわかてっています。
ですが、残念ながらサラリーマンってキレると負けなんです。
怒りを「取り払うではなく見る」=「怒りの知識を付ける」
ここまでで、勘の良い人は気づいているはずです。
結局、怒りは消えないんだね。
そうなんです、怒りはなくならないんです。
人間には感情があり、怒りというのは大事な感情の一つです。それはなくなることはありません。
では、どうするか?
怒りを理解することが、怒りを見ることに繋がります。
ちょっと宗教チックになってきました(笑)でもこれは仏教の教えの一つでもあります。
結果、怒りをコントロールするには?という知識をつけるしかないです。
例えば
- 自分を見つめ直す
- 精神修行でお寺に通う
- 宗教を信仰してみる
てな感じで、精神面で攻めて成長するものいいんですが、なんか抽象的ですよね。
そんなんよりもっといい方法があります。
それは「怒り」の正体を知る事です。つまり知識の吸収。本を読むということ。
怒りに関する本を貪るように読めばいいんです。
以下おすすめ本です。
高くても一冊¥2,000ぐらいで勉強できるのでとってもおすすめです。これこそ自分への投資だと思います。
まとめ
結局、職場での怒りやそれに付随するストレスをどうするかで人生の幸福度が変わるということなんです。
そんな仕事が嫌なら転職も考えるべきですが、正直転職しても怒りやストレスは絶対なくならないです。なので、うまく付き合う方法を見つける方が賢いですよね。
何回も書きますが、怒りをコントロールするには?という知識をつけるしかないです。
ちなみに「怒らないこと」の本の中の一部をご紹介します。
Q どこまで相手を許すの?
A どこまでも
ハードル高けぇ…衝撃。でもそれには理由が展開されているので、しっかりと読んで理解しましょう。
なかなかどぎついことも書いてあるけど(実行できるの??ってぐらい)、でもこれぐらいがいいんではないかぁと思います。
器を大きく育てましょう。まだ間に合うよ。
性格は変えることはできませんが、考え方は変えることができます。
さらに、若いうちなら時短で変えることができます。若いうちに読んでおくのがおすすめです。